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健康の基準はありますか?

  • 執筆者の写真: Chihiro
    Chihiro
  • 2020年12月7日
  • 読了時間: 3分

更新日:2021年1月4日

こんにちは。 KCW代表の小山千尋です。 KWCでも、コンディショニング・カテゴリーに『HEALTHコース』がありますが、

今回は、KWCが扱う健康についてライフステージWellness学の中から少しだけピックアップして話させていただきます。

KWCでは、心の健康と身体の健康、そしてもっと人生全体を取り囲むような大きな意味での健康づくり=Wellnessをサポートさせていただいています。


健康が崩れている状態は『急性』と『慢性』の2つのパターンに分けます。 現在の医療では、健康の反対側にあるのが病気という捉え方をするのが一般的だと思いますが、その場合、「何となく…」「気分的に…」「身体が重い…」というのは、 健康な状態なのか?それとも心の問題・心の病気なのか?ということになりますね。


しかし、東洋医学(中医学)的な考えでいうと健康人と病人の間に『未病』という考え方があります。この未病は、さらに『半健康人』『半病人』に分けられます。 例えば、肩こりや便秘といった体調の変化が出ている場合。 半健康人の場合では、生活状況を正して根本的な養生をすれば、また健康を回復していくことができます。しかし、半病人のレベルでは単に生活状況を正して養生するだけではなく、場合によっては適切な治療や投薬が必要になることもある状態を示しています。

これには、多くの経験と見極力が必要になります。


さらに、世界最古の医学といわれているアーユルヴェーダでは、身体の状態を7項目に分けて考えています。

日本でも糖尿病や高血圧、高脂血症、高尿酸血症、大腸癌などが生活習慣病に分類されているように、病名が付くには基準があります。その基準の数値を越えるには1日や2日ではなく、そこそこの月日を要します。


病名がつけば、病院で治療を受けることになりますが、 アーユルベーダの考え方のように身体の状態をみていくと、

ライフステージ(各年齢)に伴う身体の変化… 例えば、成長期の膝の痛み、自律神経の乱れによる不調、ホルモンバランスの乱れによるイライラや疲労感は、生活習慣の見直しや運動、食事内容の見直しで改善されるケースが多くあります。 逆に心身の休養を怠り、疲労が蓄積し、循環が悪くなり、肩や腰や胃に不快感を生じる。それをかばう為に身体が作用し全体的にアンバランスになっていき、何かしらの症状が出るなども考えられます。 子どももホルモンバランスが変化する第二次性徴期のころ。

女性は閉経を迎える50歳前後。 男性は男性ホルモンが徐々に減っていくのでわかりにくいものの60歳前後。


身体にどのような変化が起き、どのようなことを心がけていくと軽くできるのかを学び、本当の意味での予防対処していくのがライフステージWellness学の考え方です。 健康は、『なる』ものではなく『あり続ける』ことを目的に長い目で生活習慣を少しづつ変えてみてくださいね。

なかには、習慣を変えても変化がない!とおっしゃる方もいますが、 自分では気がつかない所!「ここが問題なの??」と盲点があったりします。 たまには専門化にチェックしてもらうのもおすすめです。

そして、もう一度 ご自身の健康の基準を感上げてみてくださいね。

 
 
 

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