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ウォーミングアップに身が入らない!?

—— 指導者が知っておくべき効果的な準備の考え方 ——


生徒は効果的なウォーミングアップができていますか?


部活動やスポーツの現場で、生徒たちは本当に効果的なウォーミングアップを行っているでしょうか? 試合やメインの練習には全力で取り組むのに、ストレッチや準備運動にはあまり身が入らない…。そんな光景は多くの現場で見られるのではないでしょうか?

実は、子どもたちがウォーミングアップに消極的なのは「何のためにやるのか」を理解していないからです。



ウォーミングアップの目的を生徒は理解しているか?

指導者自身が、「なぜウォーミングアップが必要なのか」を生徒に伝えられていなければ、生徒たちも目的を理解しないまま、形だけの準備運動になってしまう可能性があります。そもそも、ウォーミングアップは何のために行うのでしょうか?


ウォーミングアップの3つの役割


  1. ケガの予防(筋肉や関節を動かし、急な負荷によるケガを防ぐ)


  2. カラダを温めて動く準備をする(心拍数を上げ、筋肉の柔軟性を高める)


  3. 実際の競技の予備練習(本番の動きをスムーズに行えるようにする)


これらを意識してウォーミングアップを組み立てることで、ただのルーティンではなく、実践的な準備運動へと変わります。



ウォーミングアップの段階的アプローチ


仮に「ゲームが最終目的なら、その前のすべての動作がウォーミングアップ」とも言えます。そのため、闇雲に動くのではなく、その日の練習内容に合わせて段階的に準備を整えていくことが大切です。


競技に応じたウォーミングアップの段階


  1. 走る競技の準備 → ジョギング、動的ストレッチ


  2. ボールやラケットを持つ前の準備 → 関節可動域の向上、主に使う筋肉の活性化


  3. 飛ぶ前の準備 → ジャンプ系の動き、競技の動作を含むジャンプの動き


このように、競技動作に直結するウォーミングアップを設計することで、より効果的な準備が可能になります。



指導者のアップデートが生徒の成長を左右する


 多くの指導者が、自分たちがやってきたウォーミングアップをそのまま生徒に指導しています。しかし、現代のスポーツ科学に基づいたウォーミングアップの考え方を取り入れることで、練習の質が大きく変わります


 CGAでは、実際に指導者が現場で使える**「効果的なウォーミングアップの組み立て方」**を学ぶことができます。


ウォーミングアップの最新理論

競技に合わせた段階的な準備の方法

生徒の意識を変える指導法


 生徒の「やる気」を引き出し、練習の質を高めるウォーミングアップを指導者自身が学ぶことが、チームの成長につながります。


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ご自身の腑に落とし、生徒も納得し、実践できるウォーミングアップを一緒に考えてみませんか?

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